陶芸講座 in 長崎リハビリテーション学院
大村市にある長崎リハビリテーション学院。PTやOTのたまごたちが通っています。
OT:Occupational therapist 作業療法士
PT:Physical therapist 理学療法士
今日から、OT学科一年生の陶芸講座が始まりました。
私たち三彩の里のスタッフと施設長が講師として出向いています。
今日は第一回目の授業で、陶芸に関する講義の後、実際に陶土に触れ、土練(つちねり)と紐作りによる円筒成形を行いました。
昔は「土練3年」といわれたほど、修行をはじめたばかりの陶工は土練から修行を始めます。
これがなかなか難しい。
先生のように土を練るのは本当に難しいものです。
しかしここで空気を抜いておかないと、焼成後のトラブルのもとに。
ある程度土が練れたら次はいよいよ成形です。手で紐をよって、重ねて行きます。
広がっちゃう~と皆悩みながらも、集中して一生懸命つくっていました。
OT:Occupational therapist 作業療法士
PT:Physical therapist 理学療法士
今日から、OT学科一年生の陶芸講座が始まりました。
私たち三彩の里のスタッフと施設長が講師として出向いています。
今日は第一回目の授業で、陶芸に関する講義の後、実際に陶土に触れ、土練(つちねり)と紐作りによる円筒成形を行いました。
昔は「土練3年」といわれたほど、修行をはじめたばかりの陶工は土練から修行を始めます。
これがなかなか難しい。
先生のように土を練るのは本当に難しいものです。
しかしここで空気を抜いておかないと、焼成後のトラブルのもとに。
ある程度土が練れたら次はいよいよ成形です。手で紐をよって、重ねて行きます。
広がっちゃう~と皆悩みながらも、集中して一生懸命つくっていました。
これが見本。「さあ、やってみて」との掛け声で生徒さんがいっせいに始めます。…でも、あれ?なんか違う。
言われたとおりしてるつもりなのに、うまくいかない。
「ちょっとまって。もう一度、よく見てください。」
またお手本を作るのをじっと見つめる生徒さんたち。皆、今度はなんだか目が違います。
「さっきと姿勢が違うでしょう。私たちは聞いているつもり、見ているつもりでも意外と見ていない。聞いていない。今は、一度失敗してみて、疑問や問題が出てきて、さっきより、もっと注意深く見たり聞いたりするようになったんです。」
将来OTになって患者さんや利用者さんと深く接することになる生徒さんにとって、確かに、「よく見る・聞く」、というのは一番大切なこと。患者さんの様子や反応を正確に受け取らないといけないお仕事ですものね。
でも、よく聞く力・見る力って、どんな分野でも一番重要なことなのでは…?
そんなことも、陶芸を通じて学んでくれたら嬉しいですね。
by sansainosato | 2015-10-05 19:03 | 陶芸体験